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工学研究科 機械・電子システム工学専攻 常光 康弘 准教授


演習指導内容

常光康弘教授

本学のミリ波帯測定対応電波暗室全景です。直線偏波だけでなく、ミリ波帯対応スピンリニア方式円偏波測定装置も近代化改修によって実現されています。

 ミリ波工学に関する研究を中心として、大学院学生・学部学生・指導教員でチームとなって研究テーマに対して解析と実験を両輪として進めています。『質問力は研究力』をスローガンに掲げて教員と学生で日夜活発な技術研究打合せを行って課題を浮き上がらせて解決への道程を見つけ出す力を鍛錬しています。
 人間の目には視えない力である電波を観測して制御する技術について日々常光研究室メンバーや連携している大学・企業とともに取り組んでいます。
 携帯電話の電波もテレビの電波も、暖かい炬燵の赤外線も視えなくてもそこにある。視えないものを可視化して制御することで出来る事は沢山あって興味深いです。

志願者へのメッセージ

 自分自身で興味ある対象を研鑽して究めていく…。そんな考え方が自然と研究への道に繋がっていく(≒成長して進化していく)と感じております。
 これは自分自身の趣味(これが無いと自分じゃ無くなる)といえるものを大学院に入る前に大切に育てて欲しいと思います。わたくしの趣味は鉄道模型です。鉄道模型に熱心になることで『線路は敷かれているものでは無く、線路は自らで敷くものである。』という哲学を小学生時代に遊びから学んだと思います。
 何かしら趣味を持つことをお勧めします。どんなに他の人が興味を持ってくれなくてもいい。自分自身の魂を打ち込むことが出来る熱い対象があるという事実を感じられれば大学院へ進学しても先の見えない(見えていたらそもそも研究では無い)、誰もがやっていないことに勇気を持って進むことが出来るからです。