工学研究科 機械・電子システム工学専攻 木原 幸一郎 教授
演習指導内容
大学院生が試験機に試験片を取り付けているところです。安全に注意し、2名以上で実験を行っています。
接着接合について機械の分野から研究を行っています。主要なテーマは、継手形状による接着接合部の高強度化、接着接合部の強度予測可能化、そして、接着剤自体の強度、および変形挙動の評価とその簡便化です。テーマに沿って試験片や装置を設計し、有限要素法を学ぶことにより、接着層内の応力分布を調べ、研究室内にある およそ250kNの引張負荷と4kNmのねじり負荷、1000℃までの高温環境負荷を同時にかけられる試験機を使って、検証を行います。
志願者へのメッセージ
新しい継手形状や装置を設計してみたい方、また、接着接合などの接合に興味を持っている方で、実際に機械加工や実験を行い、それらの技術を身につけたいと考えている方、ぜひ一緒に研究をしてみましょう。