工学研究科 機械・電子システム工学専攻 前田 将輝 准教授
演習指導内容
たまに外部の研究者にセミナをしていただくことがあります(最先端の内容を含むため、スライドはぼかしてあります)。普段はおとなしい学生からも鋭い質問が飛び交い、教員を驚かせます。
2022年度にできたばかりの新しい研究室です。昆虫・鳥・植物といった多様な生物が、どのように流体力学を利用して飛翔・遊泳・成長・繁殖しているか、というメカニズムを解明する研究を主に行っています。進化プロセスの解明にも力学の立場から貢献したいと考えています。生物規範工学的な応用も念頭にありますが、当面は基礎的な研究に力点を置いています。
2022年度の卒業研究では鳥の羽根の空気力学と、植物の葉の周りの流れを扱いました。今後は昆虫・クモ・翼竜・コケ・シダ・地衣類・菌類といった様々な分類群、送粉・種子散布などの現象にも手を伸ばそうと構想しています。手法としては流れの数値シミュレーション (computational fluid dynamics, CFD) を大きな武器としていますが、今後は3Dスキャン & 3Dプリントによる風洞実験や野外撮影も行う予定です。
2022年度の卒業研究では鳥の羽根の空気力学と、植物の葉の周りの流れを扱いました。今後は昆虫・クモ・翼竜・コケ・シダ・地衣類・菌類といった様々な分類群、送粉・種子散布などの現象にも手を伸ばそうと構想しています。手法としては流れの数値シミュレーション (computational fluid dynamics, CFD) を大きな武器としていますが、今後は3Dスキャン & 3Dプリントによる風洞実験や野外撮影も行う予定です。
志願者へのメッセージ
必ずしも仮説検証型にとらわれない、好奇心・興味ドリブンの発見型研究を(も)歓迎します。現在は工学部だけどバイオメカニクス(生体力学)をやってみたい人、生物系学部だが飛翔や植物の空気力学/水力学をやってみたい人、いずれも歓迎します。