言語教育研究科 日本語教育学専攻 小林 健彦 客員教授
演習指導内容
研究分野は➊東アジアにおける数々の自然的・人為的災害に対し、当時の人々がどの様に対処して乗り越え、いかなる言語的手法や、非言語的手法を駆使して記録しようとしていたのか、という課題について、日本語言語文化と関連させながら文化論的な観点より研究をしています。「災害対処の文化論」を開拓します。➋は文化的な背景を考慮した日本語運用の経緯です。日記や(古)記録を素材として、現在に至る日本語がどの様な道のりで発展して来たのかについて調査をします。➌は日本、韓半島・朝鮮半島、そして中国大陸との文化的な交渉の経緯です。それぞれの思惑と日本への(言語)文化流入やその社会的背景について、研究を行ないます。著作活動や学会発表、また、市民への公開講座等の場を通してこれらの成果を社会還元します。プロフィールや研究業績の詳細に関しては、「researchmap(https://researchmap.jp/read0049976)」をご覧ください。
志願者へのメッセージ
少人数クラスですので、受講者の要望も聞きながらアットホームに学習、研究(指導)を行ないます。授業は受講者のテーマに合わせ、修士論文提出に向けた研究指導が中心となります。