地方政治行政研究科 地方政治行政専攻 浅野 正彦 教授
演習指導内容
地研の名物オムニバス、「拓く力・地方の課題」にて
近年、「ビッグデータ」や「機械学習」の影響は政治学など社会科学の領域にも押し寄せており、データを正しく読み取り、分析する能力が求められるようになりました。日本の政治を「評論家的」に分析するのではなく、データに基づいて「科学的」に分析することが求められています。履修者は様々な政治現象や社会現象の中に「原因」と「結果」を特定し、ロジカルに議論できるようになることがこの演習の目的です。授業では社会科学における実証分析の方法論を基礎から丁寧に学び、修士論文を仕上げるための基礎知識を習得することをめざします。
志願者へのメッセージ
皆さんは「修士論文ってどうやって書けばいいの?」という問題に直面するはずです。過去に書かれた業績をまとめるだけでは「論文」になりません。この授業では学術論文を仕上げるためには「ルール」を基礎から学びます。