経済学研究科 国際経済専攻 井上 治 教授
演習指導内容
参考文献
学際的な学問である地域研究としての位置づけから「東南アジア経済特論演習」においては、まず東南アジアに関する知的基盤として歴史教育に重点を置く。さらに東南アジア全体あるいは各国の現状を経済的な側面からだけではなく、社会的・政治的・文化的・宗教的など多様な視点から複眼的に考察できる力を養う。
私自身はインドネシア研究者であり、国民統合の観点から民族問題や宗教問題に特に関心を持っている。
私自身はインドネシア研究者であり、国民統合の観点から民族問題や宗教問題に特に関心を持っている。
志願者へのメッセージ
地域研究にとってもっとも重要なのは、相手の立場に立ってものごとを見る姿勢である。履修者には、各人が研究対象とする東南アジアの国あるいは民族を深く理解しようとする努力、言い換えるなら、研究対象国の国民や民族の視点から社会経済の現状や課題を把握しようとする姿勢が求められる。