言語教育研究科 博士論文発表会を開催しました
2023年7月22日(土)、拓殖大学大学院 言語教育研究科(博士後期課程)の「博士論文中間発表会・完成論文発表会」が開催されました。
中間発表会では、博士後期課程2年の中尾 裕子さんが、「日本の英文学受容に関する研究─旧制中学の英語教育に焦点を当てて─」というタイトルで、明治初年から昭和戦前にかけての旧制中学校における英語教育について、特に読本における英文学の扱いを中心に発表しました。
完成論文発表会では、博士後期課程3年の田坂 康浩さんが、「「気になる表現」が社会的に認知されるに至るまで─「気」のやりもらいを中心に─」というタイトルで、「勇気をあげる」、「やる気をもらう」、「勇気をくれる」など、近年よく聞かれる、「気になる表現」について、それがいつごろから現れ、どのような特徴をもっているのか、コーパス等の資料を用いた調査の結果を分析して発表しました。
同じく完成論文発表会では、博士後期課程3年の董 博さんが、「リピーティング能力と口頭能力の関係─中級中国人日本語学習者を対象に─」というタイトルで、リピーティングパフォーマンスが日本語学習者の口頭能力をどれだけ反映するかについて、日本語を専攻する中国の大学生を対象とした調査の結果を分析して発表しました。
前者は英語教育学、後者2名は日本語・日本語教育学の分野の発表でしたが、いずれもきわめてレベルの高い内容でした。
発表者を含め、教員(学内外)と大学院生(博士前期課程・後期課程)を合わせて、17名の参加があり、それぞれの発表のあとに、活発な質疑応答・議論が交わされました。
中間発表会では、博士後期課程2年の中尾 裕子さんが、「日本の英文学受容に関する研究─旧制中学の英語教育に焦点を当てて─」というタイトルで、明治初年から昭和戦前にかけての旧制中学校における英語教育について、特に読本における英文学の扱いを中心に発表しました。
完成論文発表会では、博士後期課程3年の田坂 康浩さんが、「「気になる表現」が社会的に認知されるに至るまで─「気」のやりもらいを中心に─」というタイトルで、「勇気をあげる」、「やる気をもらう」、「勇気をくれる」など、近年よく聞かれる、「気になる表現」について、それがいつごろから現れ、どのような特徴をもっているのか、コーパス等の資料を用いた調査の結果を分析して発表しました。
同じく完成論文発表会では、博士後期課程3年の董 博さんが、「リピーティング能力と口頭能力の関係─中級中国人日本語学習者を対象に─」というタイトルで、リピーティングパフォーマンスが日本語学習者の口頭能力をどれだけ反映するかについて、日本語を専攻する中国の大学生を対象とした調査の結果を分析して発表しました。
前者は英語教育学、後者2名は日本語・日本語教育学の分野の発表でしたが、いずれもきわめてレベルの高い内容でした。
発表者を含め、教員(学内外)と大学院生(博士前期課程・後期課程)を合わせて、17名の参加があり、それぞれの発表のあとに、活発な質疑応答・議論が交わされました。
博士後期課程2年 中尾裕子さん
博士後期課程3年 田坂康浩さん
博士後期課程3年 董博さん