言語教育研究科 院生2名が沖縄で開催された国際学術大会で発表しました
言語教育研究科の博士後期課程に在籍する、魏添さん(2年生)と、張琦さん(2年生)が、「東アジア日本語教育・日本文化研究学会2025年度国際学術大会」にて口頭発表を行いました。この研究会は、2025年8月22日に琉球大学千原キャンパスにて行われました。発表後は今後の研究に役立つ本質的な質問も寄せられ、実りの多い発表になりました。以下、2人のコメントを紹介します。
魏添さん
「中国語の“VP+后”に訳される日本語の従属節-話し言葉を対象に-」というタイトルで発表しました。話し言葉の“VP+后”がどのような従属節に訳されるのかを整理し、その特徴を紹介しました。発表後には、これからの分析に役立つ指摘や質問を多くいただき、とても学びの多い機会となりました。自分では気づかなかった視点にも触れ、研究の方向性を見直す良いきっかけになりました。今回得た知見を生かし、今後も丁寧にデータを検討していきたいと思います。

言語教育研究科博士後期課程 魏添さん
張琦さん
「断り表現における語用論的転移の考察 -中国人日本語学習者と中国人非日本語学習者の比較から-」というタイトルで発表しました。発表に際し、他の発表者からのご質問やご意見を通して、今後の研究の方向性をより具体的に定めるための検討課題を確認することができました。本発表の準備にあたり、日頃よりご指導を賜っております指導教員の中村かおり先生に、心より感謝申し上げます。今回の発表を踏まえ、今後はより一層研究に励み、論文の完成度を高めてまいります。

言語教育研究科博士後期課程 張琦さん





