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Interview.9


どうして拓殖大学大学院に進学しようと思ったのですか?

学部時代は実践的な英語教育について学び、高校の教育現場で5年間、英語教師をしていました。大学院に進学しようと思ったのは、実践ばかりではなく、英語教育の理論をもっとしっかりと研究してみたいと考えたからです。言語教育の歴史が長く、優れた教員陣と確かな実績があるところに魅力を感じて、拓殖大学大学院に入学しました。

どんなことを研究しているのですか?

指導教員の長谷川 文子先生のもと、「英語を話す時の流暢さと不安」というテーマで研究をしています。例えば、英語の資格試験などで取り上げられる課題の1つに、絵を見てそれを英語で説明するというものがあります。これを何度か繰り返すことで流暢さや不安な気持ちにどのような変化が現れるのかを研究しています。主にアンケート調査を中心に研究しており、今後は音声を比較するなどしてより実践的なデータをもとに研究を深めていきたいと考えています。これまで不安を取り扱った先行研究はあったのですが、流暢さに関して音声を比較した研究はあまり見かけないので、新しい発見があるのではないかと期待しています。現場の意見も聞き取りしながら、教育現場に活用できるような研究につなげたいと考えています。

大学院で研究を進めるうちに、仮説を立てて検証し、謎や課題を解き明かしていくことの醍醐味を知りました。将来はこのまま研究職について、教育現場と教育理論とをつなぐ架け橋になるような仕事に携わりたいと考えています。

これから大学院に入学する人にメッセージをお願いします。

歴史ある国際大学である拓殖大学の大学院なら、言語教育の確かな理論を学べる環境が整っていますし、多様な分野の専門家である教員も揃っています。教育理論をしっかりと研究して、それを教育現場に生かしたいという人にはおすすめです。
私の論文発表会の時などは、発表する私よりも長谷川先生の方が緊張していたのがとても印象に残っています。それくらい真剣に学生に向き合ってくれる先生がいるということは、学生にとって理想の環境と言えるのではないでしょうか。