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Interview.5


どうして拓殖大学大学院に進学しようと思ったのですか?

学部時代に物流管理を教わった先生に憧れて、私も教育者、研究者になりたいと考えるようになりました。まずは自分の見識を広めるために日本に留学して学びたいと考えました。
中国で日本語を学んでいたわけではありませんので、中国の大学に在籍したままで埼玉県の日本語学校に留学したのですが、コロナ禍で帰国できなくなってしまって中国の大学の卒業式にはリモートで参加しました。
拓殖大学大学院を選んだのは、経営、貿易、会計など商学の多様な分野の研究に強く、私が関心のあった国際物流についても学べると思ったからです。また、留学生寮がありますし、都心にある文京キャンパスはアクセスも抜群です。研究するには恵まれた環境が用意されていると考えたから入学しました。

どんなことを研究しているのですか?

指導教員の松田 琢磨先生のもと、「災害時に向けた広域物流拠点の多基準的立地に関する研究」というテーマで研究をしています。地震や洪水、あるいは新型コロナウイルスも災害に分類されると思いますが、そのような時に必要な物資をタイムリーに届けるためにはどのような物流拠点が必要になるのかを研究しています。
私の研究手法は物流拠点を評価してランク付けするというものです。物流拠点の敷地面積、最寄りの陸海空の玄関口との距離などを点数化して、災害発生時に望ましい物流拠点のあり方を探っています。
松田先生は学生の意向を尊重しながら一人ひとりを伸ばすように指導してくださいます。私が災害物流についてより専門的に研究するため、博士後期課程への進学を希望していると伝えると、一緒に同じような研究をしている先生を探してくださって、口頭試問の試験対策までしてくださいました。おかげさまで神戸大学にまさしく災害物流について研究している先生が見つかったので、修了後は神戸大学の博士後期課程に進学することが決まりました。

韓国での学会発表のようす

これから大学院に入学する人にメッセージをお願いします。

将来の進路を見据え、大学院に進学することは人生において素晴らしい挑戦の機会となると思います。自分は何が好きなのかを見つめ直し、どのようなキャリアを形成するのかを考え、選択することができます。自分の未来に投資するつもりで、充実した時間を送ってください。