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Interview.19


どうして拓殖大学大学院に進学しようと思ったのですか?

私は中国でIT関係について学び、日本に留学した経験もあります。その後、IT関連の企業で働きながら通信教育で中国人民大学で法律について学び、地方裁判所の書記官として働いていました。将来のキャリアを長い目で見て、裁判官や弁護士として活躍したいと考えて、拓殖大学大学院に入学しました。
地方政治行政研究科を選んだのは、法律の知識だけでは競争力が弱いと考えたので、私の専門であるITの知識と犯罪学を結びつけて、オンリーワンの法曹になりたいと考えたからです。

どんなことを研究しているのですか?

環境犯罪学を専門とする渡邉 泰洋先生のもと、「日中サイバー空間犯罪の比較研究」というテーマで研究をしています。ITネットワークを利用したフィッシング詐欺などの特殊詐欺と言われる犯罪において、どのような判例があるのか、減らすためにはどうすればいいのかを研究しています。
具体的には中国政府が開発したアプリケーションを日本に導入できないかと考えています。中国のアプリケーションでは怪しい電話があった際に、IPアドレスを調べてかけてきた相手の情報を開示することができ、およそ95%の回線で導入されています。個人情報が漏れやすいという欠点があるのでそのまま日本に導入するのは難しいのですが、日本版のセキュリティの強固なアプリケーションを提言し、日本の犯罪を減らすことに貢献する方法を探っています。
私がこのような研究をしようと考えたのは、特殊詐欺などの被害者はお年寄りなどが多く、社会的弱者を救いたいと考えたからです。恐らくこのアプローチは日本で初めての研究ではないかと思います。

これから大学院に入学する人にメッセージをお願いします。

渡邉先生が研究する環境犯罪学は、犯罪の原因ではなく、犯罪を取り巻く環境に注目して、犯罪を予防するという画期的な研究です。特に私たち中国人にとっては斬新な発想で、環境を良くすることで状況を改善できるという考え方は、あらゆる分野に応用できる可能性を感じています。
また、渡邉先生は私たち学生の研究にとても協力的で、私が日本の犯罪事情について詳しく知りたいと相談したら、警察官を紹介してくださったこともあります。また、留学生に授業をすることにも慣れているので、留学生のみなさんは安心して入学してください。